このブログを御覧の皆様、こんにちは。アイティーワークス代表高瀬です。
さて、ホームページ開設からしばらく経ちましたが、最近までホームページにあるようにITをもっと身近に感じられるような記事を作れないかなと思って悩んでおりました。
日本社会ではもうすぐ義務教育にプログラミングが加わろうとしており、現在でもすでに多くのこども向けプログラミング教室ができております。しかし、プログラミング教室にはやはりお金がかかってしまいますからなかなか手を出しづらいご家庭もあるかと思います。かといって学校と家庭でプログラミングをどう教えるのかということもあります。
そんな方たちにお手伝いできることはないかと考えた結果、このブログでそういったこども向けプログラミングの記事を書けばいいのではないかと思いました。そして、子どもたちにもすでに人気でとっつきやすい物があるではないか!とおもいました。
それがMinecraftです!
Minecraftがどんなものかといいますと、簡単に言うとテレビゲームやパソコンゲームの部類に入ります。「ゲームでプログラミングなんてできるの?」と思う方もいるかもしれません。
できるんです!
実際にいくつかのプログラミング教室ではMinecraftでプログラミングを学ぶコースがあるほどです。
更に、WindowsでおなじみのMicrosoftではMinecraftを拡張してプログラミングを学ぶことに特化したCode Builder for Minecraft (Minecraft Education Edition)(※リンク先英語です)なんてものもあります。
またパソコン版の一部のバージョンでは有志が制作したプログラミングができるようになる機能を追加することもできます。
さて、そもそもMinecraftとはどんなゲームなのかに移っていきましょう。
Minecraftは Mojang ABというゲーム制作会社が作ったサンドボックスゲームです。サンドボックスゲームというのは決められた攻略手順というものが存在しないゲームのジャンルを指します。
実際Minecraftには一応の攻略要素はありますが、そこでゲームは終わりではなくプレイヤーの好きなように行動が可能です。
Minecraftの人気は日本だけでなく世界でも人気で、2019年5月に世界で一番売れたゲームとなりました。(それまではテトリスが一番売れていたそうです。)
Minecraftの一番の特徴は、ほとんどすべての物体が立方体で構成されていることです。プレイヤーの姿、その他の生き物やモンスターも基本立方体や直方体で構成されています。その世界の中で、サバイバル生活を送っていくモードと創作を楽しむモードの2つがメインのゲームモードとして存在します。
そのMinecraftでレッドストーンという物質がアイテムとして存在しており、このレッドストーンに関連するアイテムでなんと実際の世界で言う電気回路が作成できます。
ITに使われる機器、コンピューターやタブレット・スマートフォンなど様々な電気を使う機器は電気回路でできています。ですから電気回路をつくることはITへのアプローチの一つになります。
その電気回路、プレイヤーの間ではレッドストーン回路と呼ばれるものをゲームの中で遊びながら作っていき、自分だけのオリジナル装置をつくるのもマインクラフトの楽しみ方の一つです。
というわけでこれからつづくMinecraftの連載は、そのレッドストーン回路を使ってITの入り口の部分をご案内しようと思います。
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